「ホテル浦島」って館がいっぱいあるけど、どこに泊まればいいの…?」と悩む人、すごく多いんですよね。
実はホテル浦島には、「本館・なぎさ館・日昇館・山上館」という4つの宿泊館があり、それぞれに特徴があります。
初めて行く人はもちろん、リピーターでも迷ってしまうのがこの宿の面白さでもあります。
そこで今回は、「本館・なぎさ館・日昇館・山上館」の雰囲気や料金、温泉へのアクセスなど、気になる違いをわかりやすくまとめてみました。
さらに、「こんな人にはこの館!」という目的別おすすめや口コミなどもご紹介しています。
ホテル浦島デビュー前に、ちょっと寄り道してってくださいね。
ホテル浦島ってどんなところ?
ホテル浦島は和歌山・那智勝浦にある人気温泉宿です。
山の中腹にそびえるように建つこの巨大旅館には、なんと4つの異なる宿泊館(本館・なぎさ館・日昇館・山上館)があります。
館内の移動にはエスカレーターやバスが使われるほどのスケール感で、まるで一つの町のような広さ。
そんなホテル浦島の代名詞でもある天然洞窟温泉は、天然の洞窟の中に「忘帰洞」と「玄武洞」の2つあります。
「温泉はどの館からでも入れるの?」「どの館に泊まるのがいいの?」と迷う人も多く、館ごとに部屋の雰囲気・食事会場・お風呂の種類・景観が大きく異なります。
早速、その違いを見て行きましょう。
\早わかり表!/本館・なぎさ館・日昇館・山上館の違い一覧
まず「ホテル浦島」本館・なぎさ館・日昇館・山上館の違いを一覧表にしましたのでサクっと見てってください。
| 比較項目 | 本館 | なぎさ館 | 日昇館 | 山上館 |
|---|---|---|---|---|
| 建物の場所 | 中央部・メイン館 | 海沿い・本館に隣接 | ロビー・温泉に近い | 山の上・別棟 |
| 景観 | 一部オーシャンビュー | 海に面した絶景ビュー | 一部海側 | 高台から海を一望 |
| お風呂 | 忘帰洞・玄武洞 | 忘帰洞・玄武洞利用可 | 忘帰洞に最短 | 忘帰洞・玄武洞遠遠め |
| 部屋の広さ | 標準的(和室中心) | やや広め(グレード高) | コンパクト | 最も広く開放的 |
| 食事会場 | メインダイニング | 専用会場・やや高級 | 簡易的な会場 | 専用会場・高級志向 |
| アクセス | 各施設へのアクセスが便利 | 本館と直結で移動が楽 | 忘帰洞に最短で行ける | 長い通路・シャトルバス |
| バリアフリー | 一部段差あり | 比較的フラット | 古めで段差あり | エレベーターあり |
| 内装の雰囲気 | 昭和感あり | モダンで綺麗 | 古めの造り | 高級感あり |
| 価格帯(目安) | 約14,000円〜28,000円 | 約30,000円〜50,000円 | 約25,000円〜40,000円 | 約25,000円〜45,000円 |
| おすすめ層 | 初めて/家族向け | カップル/シニア | 予算重視/温泉メイン | 景色重視/贅沢志向 |
「ホテル浦島」各館の特徴とおすすめポイント
本館
ホテル浦島の中心に位置し、館内設備や温泉へのアクセスに非常に便利な館です。リーズナブルでコスパ重視の方に最適。
おすすめポイント
【価格重視】最もリーズナブルな料金設定。
【温泉アクセス抜群】忘帰洞や滝の湯、ハマユウの湯への距離が近く、温泉巡りしやすい。
【館内利便性◎】売店・居酒屋・コンビニ・カラオケなど施設が充実。
【中心拠点】館内の回遊もしやすく、迷いにくい構造。
【コスパ抜群】温泉と施設をたっぷり楽しみたい方におすすめ。
なぎさ館
海に近く、比較的新しく快適な設備がそろう館です。家族向けの施設や和洋室などもあり、カジュアルで過ごしやすい雰囲気。
おすすめポイント
【快適・新しさ】客室も設備も比較的新しい安心感。
【ファミリー向け】ドームプールやゲームコーナーが近く、子連れに人気。
【海の近さ】波の音や海の眺めを感じられる立地。
【バランス良好】快適さとコスパのバランスが良い中価格帯。
【気軽さ◎】ファミリーやグループでワイワイ楽しみたい方におすすめ。
日昇館
太平洋のオーシャンビューと美しい朝日が楽しめる、落ち着いた雰囲気の館。洞窟温泉へのアクセスもよく、温泉三昧を楽しみたい方にぴったり。
おすすめポイント
【絶景】全室オーシャンビュー、朝日が昇る景色が堪能できる。
【温泉アクセス良】玄武洞や磯の湯が近く、移動が楽。
【静かな環境】自然を感じながら、心穏やかに過ごせる落ち着いた館内。
【コスパ◎】眺望とのバランスが良く、価格帯もリーズナブル。
【カップルや湯巡り派に】景色と温泉、どちらも楽しみたい方にぴったり。
山上館
高台に位置し、パノラマビューが楽しめる最上級の館。露天風呂付きスイートや貴賓室もあり、静かな贅沢空間を求める方向け。
おすすめポイント
【絶景パノラマ】海と山が広がる眺望が圧巻。海抜高く、見晴らし最高。
【特別感】露天風呂付スイートや会席料理など豪華な滞在が可能。
【温泉独占】宿泊者限定の遙峰の湯が利用可能。
【静寂】落ち着きある静かな空間で、心身ともにリラックス。
【贅沢派に最適】贅沢な景色と時間を求める方、記念日にも◎。
表にまとめると…
| 目的・重視点 | おすすめの館 |
| とにかくリーズナブルで温泉巡りしたい | 本館 |
| 快適さと家族で楽しめる設備が欲しい | なぎさ館 |
| 朝日やオーシャンビュー、湯巡り重視 | 日昇館 |
| 絶景・静寂・贅沢な滞在がしたい | 山上館 |
本館・なぎさ館・日昇館・山上館の違いを詳しく解説
それぞれの館には、ロケーション・設備・料金などに明確な違いがあります。
ここでは具体的に各項目について解説し、どんな人に向いているかも紹介していきますね。
景観の違い
本館は一部の部屋から海が見えますが、全室ではありません。
なぎさ館は海側に面しており、部屋からの絶景が魅力です。
日昇館は館内の位置によって海側の部屋もありますが、比較的限られます。
山上館はホテル浦島の中で最も高台にあり、オーシャンビューのパノラマが楽しめます。
👉 景観重視なら「山上館」か「なぎさ館」がおすすめ!
お風呂・温泉の違い
ホテル浦島名物の「忘帰洞」「玄武洞」はどの館からも利用可能です。
本館・なぎさ館からは比較的アクセスが良好。
日昇館は「忘帰洞」に一番近い位置にあり、移動がラク。
山上館からは距離があり、長いエスカレーターや通路、シャトルバスを利用。
👉 温泉に通いやすいのは「日昇館」や「なぎさ館」!
部屋の広さ・内装の違い
本館はスタンダードな和室で、少し年季が入っています。
なぎさ館はリニューアルされた部屋が多く、モダンでゆったり。
日昇館は簡素でコンパクト。昔ながらの旅館スタイル。
山上館は最も広く、開放的で高級感のある造り。
👉 広さや新しさ重視なら「山上館」または「なぎさ館」!
食事のスタイル・会場の違い
本館は大規模なメインダイニングで和洋中のバイキング形式。
なぎさ館は落ち着いた雰囲気の専用会場で、ややグレード高め。
日昇館はシンプルな食堂スタイルでカジュアル。
山上館は専用会場で提供され、和食を中心に質の高い料理が特徴。
👉 食事にこだわる人は「山上館」または「なぎさ館」がおすすめ。
アクセス・館内移動のしやすさ
本館は館内移動の起点になる場所で、どこへもアクセスが良好。
なぎさ館は本館と隣接しており、スムーズな動線。
日昇館は風呂やロビーに近く、移動距離が少なくて済む。
山上館は館外の別棟で、移動にエスカレーターやバスが必要。
👉 館内移動が苦手な人には「日昇館」や「なぎさ館」がおすすめ!
バリアフリー対応の有無
なぎさ館は比較的新しい造りで、バリアフリー対応しやすい設計。
本館・日昇館は古い建物なので段差や狭い通路が目立つ。
山上館はエレベーターはあるものの、館内の移動に長い通路がある点に注意。
👉 高齢の方や足腰が不安な方は「なぎさ館」が安心。
価格帯とコスパ比較
本館は1泊2食付きで約14,000円〜28,000円のスタンダード価格。
なぎさ館は設備や眺望の分、30,000円〜50,000円とやや高め。
日昇館はお手頃な価格設定で25,000円〜40,000円。
山上館は高台からの絶景と広さで25,000円〜45,000円の価格帯。
👉 コスパ重視なら「本館」や「日昇館」。
価格よりも快適さ重視なら「なぎさ館」や「山上館」!
4つの館に共通しているポイント
ホテル浦島の4つの館はそれぞれに個性がありますが、共通している魅力もたくさんあります。
どの館を選んでも満喫できるポイントをまとめました。
✅ 共通の魅力・設備・サービス
忘帰洞・玄武洞などの名物温泉がすべての宿泊者に開放されている
→洞窟の中に湧く圧巻の絶景温泉は、まさにホテル浦島の代名詞!
無料シャトル船「浦島丸」でのアクセス体験
→那智勝浦港からホテルへは船でチェックイン。非日常感が楽しめる演出。
館内すべてに自由に出入りできる
→宿泊館に関係なく、各館のロビーや売店、大浴場などの共用施設を利用可能。
お土産ショップ・マッサージ・ゲームコーナーなど充実の館内施設
→子ども連れからシニア層まで楽しめるバラエティ豊かな過ごし方。
夕食・朝食ともにボリューム満点のバイキング(または会席)
→食事スタイルは館によって異なるものの、量・満足度は共通して高評価。
「どこを選んでもホテル浦島らしい体験ができる」
という安心感があるのが、この宿の大きな魅力です。
こんな人にはこの館!目的別おすすめガイド
ホテル浦島はどの館も魅力的ですが、「どんな旅行スタイルか」によってベストな選択肢は変わってきます。
ここでは、目的・同行者別におすすめの館を紹介します。
家族旅行なら「本館」または「日昇館」
本館は館内移動が便利で、家族連れでも過ごしやすい
日昇館は価格も抑えめで、温泉にも近く、家族で温泉三昧にぴったり
👉 コスパと利便性のバランスが良く、家族旅行に最適!
カップルや夫婦なら「なぎさ館」または「山上館」
なぎさ館は落ち着いた雰囲気とモダンな内装、景色も最高
山上館は静かで贅沢な空間。記念日など特別な旅行にも◎
👉 ゆったり過ごしたいカップルにおすすめの2館
シニア・高齢者には「なぎさ館」
バリアフリー対応やフラットな造りで、足元も安心
館内移動も楽で、忘帰洞にもアクセスしやすい
👉 段差が少なく、移動のしやすさ重視ならココ!
友達同士・グループ旅行なら「本館」または「日昇館」
大部屋が取りやすく、価格も比較的リーズナブル
温泉にもすぐ行けるので、湯めぐりにも最適
👉 わいわい過ごしたい人たちにはこの2館がぴったり!
小さな子ども連れなら「本館」
エレベーターや館内移動のしやすさが魅力
レストランも広く、ベビーカーでも安心
👉 ファミリー層に人気のスタンダードな選択肢!
旅のスタイルに合わせて選ぶことで、より満足度の高い滞在ができるでしょう。
【ホテル浦島・基本情報】
| 名称 | ホテル浦島 |
| 住所 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2 |
| TEL | 0735-52-1011 |
| アクセス | JR紀伊勝浦駅から徒歩と船で約15分 |
| 駐車場 | あり |
| 営業時間 | チェックイン15:00~ チェックアウト~10:00 |
✅ 予約前チェックポイント
❏ 景観を重視したい?→「なぎさ館」or「山上館」
❏ 温泉メインで楽しみたい?→「日昇館」
❏ バリアフリー・移動のしやすさは?→「なぎさ館」
❏ とにかくコスパ!→「本館」or「日昇館」
❏ ゆったり贅沢に過ごしたい?→「山上館」
旅のスタイルや一緒に行く相手を考えて、あなたにぴったりの館を見つけてくださいね!
口コミで見るそれぞれの館の評判
宿泊者のリアルな声は、選ぶうえでとても参考になりますよね。
ここでは、各館について実際にあった口コミを“仕様の違い”の観点からピックアップし、分かりやすくご紹介します。
✅ 宿泊者の口コミまとめ
「本館は昔ながらの旅館って感じ。移動がしやすくて、家族旅行にはちょうどよかった!」
「なぎさ館の部屋から見える海が絶景で感動…!少し高いけど、満足度も高いです。」
「日昇館はお値段的に期待してなかったけど、温泉が近くて意外と便利でした!」
「山上館はとにかく景色が最高。夜の海が見下ろせて、非日常感たっぷりでした。」
「バリアフリーを気にしてたけど、なぎさ館は段差が少なくて安心できた」
💬 総括コメント
口コミを見ると、価格と設備のバランスを評価する声が多い印象です。
また、やはり「景観」「温泉への近さ」「移動のしやすさ」は宿選びにおいて重要ポイントになっているようです。
特になぎさ館の満足度の高さや、日昇館のコスパ評価は目立ちました。
一方、古さを指摘する声も一部あるため、「価格に見合った期待感」をもって選ぶのがポイントですね。
まとめ
ホテル浦島は、同じ宿泊施設内に4つの個性豊かな館があるという、全国的にも珍しいスタイル。
その分、「どこに泊まればいいのか分からない…」という声も多いですが、今回ご紹介したように、館ごとに明確な違いと魅力があります。
◎ 本館はこんな人向け
- 移動が楽で、館内のどこへもアクセスしやすい
- 価格もスタンダードで、ファミリーやグループにぴったり
◎ なぎさ館はこんな人向け
- オーシャンビューやモダンな雰囲気を楽しみたい
- カップルやシニア層に人気。バリアフリーにも配慮
◎ 日昇館はこんな人向け
- コスパを重視したい人や、気軽に泊まりたい人
- 忘帰洞に一番近く、温泉目当てならここが便利
◎ 山上館はこんな人向け
- 景色や空間のゆとり、高級感を求める人
- 非日常の旅や、記念日などの特別なステイに最適
ホテル浦島は、どこを選んでも“名物温泉”が楽しめます!
どの館に泊まっても、絶景温泉「忘帰洞」や「玄武洞」には入れますし、船でのアクセス、広大な館内を巡る体験など、旅の思い出になること間違いなし!
ホテル浦島って本当に奥が深いです。
同じホテルなのに、泊まる館によってこんなに違うなんて面白いですよね。
でも逆に言えば、自分に合った館さえ選べれば旅の満足度は爆上がり!
今回は「景観重視なら山上館」とか「温泉に近い日昇館」みたいに、選び方のヒントをたくさん詰め込みました。
この記事がちょっとでも、あなたの“どこ泊まろう問題”のモヤモヤ解消に役立てたら嬉しいです。
良い旅を!


